シャント抵抗(分流器)
シャント抵抗(分流器)とは
シャント抵抗(分流器)は、直流電流を測定するために使用される精密抵抗器です。
電流計で直接測定できない大きな電流に対し、抵抗器を並列に接続して電流を「分流(バイパス)」させます。この抵抗器で発生する微小な電圧降下(mV)を測定することで、元の電流値を正確に読み取ります。
当社は、基板実装用の小型シャントから、産業用電源・バッテリー監視・インフラ設備などで使用される数千アンペア(kA)クラスの大電流用シャントまで、高精度・高信頼性の製品を提供します。
製品の特長
- 幅広い電流レンジと選べる精度:
微小電流用の小型品から数千アンペア(kA)クラスの大電流シャントまで、幅広い電流レンジをラインアップ。YSシリーズ、SRシリーズは0.5級まで、SDシリーズは0.2級の精度等級に対応します。 - 高信頼性と耐久性:
厳しい品質管理のもと製造され、温度変化に強く安定した性能を発揮。インフラ設備など高い信頼性が求められる分野でも多数の採用実績があります。 - カスタム設計・製造:
お客様の仕様(定格電流値、抵抗値、形状、取付方法)に合わせたカスタム設計・製造にも柔軟に対応いたします。

